暇とつながりがバランスよく欲しい

少し時間ができると人生設計について考えるんだけど答えが出なくて寝るみたいなことを繰り返してる。どうせ人生には終わりが来るので、何を達成しようと最後は同じで虚しい。一方で、生きてるとそれなりに楽しいこともあり、なるべく楽しい生き方を望む気持ちもある。

なるべく楽しい生き方は、どういうものだろう。自分はどんなときにつらくなって、どんなときに嬉しくなるんだろう。考えてみるとけっこう単純で、忙しいとつらくなって、暇がたくさんできるととても嬉しい。

そもそも同じ時間を生きているはずなのに、忙しいときと暇なときは何が違うのか。忙しいと感じるときは、やらないといけないことがたくさんあるときで、暇なときはやらないいけないことがあまりないとき。言葉の意味をググってみてもそんな感じの意味が出てくるので正しそう。

忙しい状態はどうすれば避けられるのか。やらないといけないことは自分ではなく他者から要求されることが多いので、人とのつながりを減らせば、暇が増えると思う。

じゃあ、仮にたくさんお金があって働かなくてもいい、かつ家族なんかもいなかったとして、独身で最低限の家事しかしなくて良いみたいな状況になったとして、人生楽しめそうかどうか。やってみないとわからないけど、たぶん楽しい。楽しいんだけど、どこかで飽きてつらくなりそう。飽きが来るのと同時に寂しくなりそう。暇はとても魅力的だけど、人とのつながりがなくなると寂しい。

つながりを増やすと忙しくなって、暇を増やすと寂しくなるという言い方にもできる。けっこう単純でいい整理だと思う。

自分の場合、暇とつながりがバランス良くあれば、満足いく人生が送れそうな気がする。

年齢で考えると、

  • 30代:責任ある仕事が任されて子育てもこれから => つながりが多くて暇が少ない
  • 60代:定年退職して子どもが自立する => つながりが少なく暇が多い

みたいなケースが世の中多いんじゃないかと思う。意識的に人生設計したり、トラブルが起きたりしなければ、自分もそういう道を辿りそう。ただこのケースでいくと、暇が少ない時期はやりたいことが全然できなそうだし、つながりが少ない時期は寂しくなってしまいそう。

それを避けるためには、30代では暇を多くつくる工夫(たとえば仕事を週休3日とか4日にするとか)、60代ではつながりを多くつくる工夫(定年退職後も働くなり何かしらの趣味でのつながりを作るなど)が必要なんだと思う。

現実にはそれぞれなかなか難しいことだと思うけど、暇とつながりをバランス良くする工夫がないと人生つらくなって当たり前という意識で、人生設計をしていきたい。