「限りある時間の使い方」を読みました
「限りある時間の使い方」という本を読みました。
自分がいつもうっすら悩んでいたことの答えみたいなものが書かれていてとても良かったです。人生だいたい4000週間くらい、どう生きましょうかね。タスクを目一杯詰め込んで消化して、それでいいんですかね、よくないですよね、みたいな内容です。
この本の主張が一番簡潔にかかれているところはこの辺でしょうか。
時間が限られているという事実を否定することなく、受け入れる。そのほうが、僕たちの人生はずっと充実したものになる。
けっこう自分の価値観と近くて、ですよね〜となりました。特に気に入った言い回しは以下です。
「自分自身を将来のための手段として使う」という自虐的な行動を、僕たちはあえて選んでいる。そうすれば、自分の人生をコントロールしているという全能感が手に入るからだ。
家族と過ごすのも仕事するのも、なんか大きい目標を達成するぞ(こどもを立派な大人に育てるとか、仕事で大活躍して年収1000万超えるぞとか)というのもあるかもしれないけど、それを優先しすぎて今を楽しめないのは、それってたしかに自虐的な行動と言われてもおかしくないですよね。別に息子が将来テニスプレーヤーにならなくても一緒にテニスしてみたいし、仕事で一切使わなそうな技術を趣味で触ってみるのも、そのとき楽しければやってみればいいんですよね。
与えられているのが限られた時間だからこそ、全部やろうなんてことは考えずに、どうせできる分しかできないのだから、できる分やりたい分を夢中になってできればいいよな、とこの本を読んで改めて感じました。